最近気付いたんだけど、いま売られている「トイレその後に」のシュ~ッて音
従来品の半分くらいにまで減音されてませんか?

消臭効果にとくに違いは感じられなかったけれどスプレーする時の音がかなり
小さくなった気がする。

きっと「スプレーする音すら恥ずかしい」という消費者からの声が反映された
結果なんだろうけど。

「排泄音が恥ずかしい」の次は「消臭している音が恥ずかしい」か・・・

排泄音や臭いを恥ずかしがる気持ちってもの凄く大切だし愛おしいと思うけど、
今回の件はちょっと違うにおいを感じてしまいます。いや、うんこの臭いじゃなくw

お客様の声を商品に反映させるのは当たり前の事なので小林製薬には何の罪も
ない話です。問題なのはその「お客様の声」を発する層の人達。

排泄(排便)を恥じらいの対象ではなく禁忌の対象にしてしまってはいませんか?

「キレイな」「清潔な」世界にだけ自分を置いておきたいという気持ちも解からない
訳ではありませんが、生理現象を禁忌に捉えるなどという馬鹿げた事を無意識の
うちに行っている人達には呆れてしまうばかりです。

僕の言葉ではないが、そんな人達に贈りたい言葉があります。

「お前は糞をしないのか?」

メディアで誰かが言ってたことの受け売りですが、浮かれてしまって現実を見ない
お嬢様達に贈るにはピッタリの言葉だと思う。

その音と臭いは貴女が発したんですよ?音や臭いは機械や薬で誤魔化せても、
それを発したという事実は消しようがありません。

逃げたり目を背けたりするのではなく、現実を受け止めたうえで自分の行った行為
を恥じる事のできる女性が愛おしいと僕は思う。