あと、没入しているからこその違和感というのもあるんですよね。例えば細かい編集をしている作品を見ると没入してるが故に自分の意識が飛んだような錯覚に陥るんです。これは未だに僕は慣れません。

仮想現実ですから意識はその中に居るんですけれど、編集されたシーンで細かく繋いだのを見てると気持ち悪くなっちゃうんですよね。一瞬「あっ、俺の意識飛んだ」って思っちゃう。で、「そっか、これVRだった」って現実に戻る。せっかくの仮想現実から醒めちゃうんですよ。でも、これも仕方がない事ですよね。編集無しのダラダラしてるのが良いって訳でもありませんから…そのへんのバランスが本当に難しい。

いっぱいマイナス点を書いてしまいましたが、それじゃVRって楽しくないの?と言われればそんな事なくて楽しいんですよね。それもかなり楽しい♪

やっぱり作品の中に入れる感覚は二次元の作品では感じられないくらいの感動がありますから。

とくに距離感なんですけれど、自分側の環境とメーカー側の環境との相性がバッチリ合った場合に没入感が本当に凄いことになります。

僕が最初に見た作品はもう発売終了になってますが、1113工房の小林十三監督が撮った作品だったんですよね。それで先日ここに書いた「オナニーライフに革命が起こります」というお言葉を頂いたときに、監督が普段使用しているVRゴーグルも僕と同じOculusGoだと教えていただきました。

たぶんそのおかげなのでしょうけれど、小林監督の撮られるVR作品は僕にとって距離感のバランスが絶妙で素晴らしい。

僕が最初に見た作品には女の子とのキスシーンがあるんですが、これが本当にチューしてる距離感だったんですよ。しかも長尺なので超可愛い女の子とずっとチューしてられる。お互いの顔が近付いてるときに、自分の鼻息がVRゴーグルに当たって折返し僕の顔に当たるのが、丁度いい感じにその女の子の鼻息が僕の顔に当たってるような気がしてきて凄いリアルに感じたり…確かにこれは勘違いですけれど、結果いい方向に捉える事が出来たのは没入していたからこそだと思います。

これに調子に乗った僕がすぐに別作品を買って見た時は頭と頭がめり込みそうなイテテテテになっちゃったんです。大手の出している作品でしたので不具合とかではなく僕とメーカー側との相性だったんでしょうね。

まだまだこれから撮影技術的にも機材も発展していく分野ですから、僕はこれからのVRに期待せざるを得ません。

色んな事を書きましたが、今現在のVRも凄いですからね♪立体の女の子が目の前にいる感覚はやっぱり破壊力があります。

当たり前ですけれど…うんちも立体で飛び出してきますからね笑

 

うんちまでもを再現する企業努力・・・僕は嫌いじゃありません( ・`д・´)