もう十年以上まえの事ですが少し不思議な体験をした事があって、ある日寝ていると当時好きだった娘が夢の中に出て来て「お腹痛い」と僕に言ってきた事がありました。
実は夢はそれだけでは終わらずにそのまま一緒にトイレを探す事になって、昼間の街中なのになぜかトイレがなかなか見つからず焦ったり、やっと見つけたトイレが立体駐車場の男女共用でその娘が使用するのを渋ったり、しかも和式トイレだったので他のトイレを探す!とさらに渋り、でもやっぱり我慢できないからここでするみたいな流れがあり、僕はその娘がうんちしてるのをトイレの外で待っていました。で、やっと出て来たその娘はなぜか怒って帰ってしまって、僕は入れ違いにトイレに入って残り香を嗅いだのでした。水道水のニオイとうんちのニオイが混じった混合臭がやけにリアルで「下痢しちゃったんだな」と思ったところまで覚えています。結局ここで目が覚めたんですけど、なんか不思議な夢を見たなって思ったくらいでおしっこしてから二度寝しました。
3日後のこと、仕事のお昼休みにこの夢の事を思い出した僕はその娘にふざけた感じで「このまえ夢の中でお腹痛いって言ってたけど大丈夫?」とメールを送りました。当時はまだLINEが無い時代でしたし僕もガラケーを使ってました。
そうしますとすぐに「え?真美はるちゃんに連絡したっけ?」という返事がきた。
「ごめんね!夢の話よ!」と僕。
「え???」と真美ちゃん。
僕のおふざけメールが何かしらの混乱を招いたようだったので改めてもう少し丁寧に僕は説明をした。
「この前なんだけど夢に真美ちゃんが出てきてお腹痛いって言ってたから気になってメールしちゃったんだよね。」
「それっていつ?」
「3日前の明け方4時過ぎくらい。おしっこに起きたとき時計みたから。真美ちゃんどうしたの?」
「真美そのとき病院で点滴してた…」
「え?何かあったの?大丈夫?」
「夜中に急に我慢できないくらいお腹が痛くなってママに病院に連れてってもらって点滴したの」
「その日?4時ころ?」
「うん。点滴しながら苦しんでた」
今はもう大丈夫だという事だったのでお大事にと告げてメールは終了させた。さすがに好きな娘に夢の中で下痢してたよとは言えなかった。
その後、スピリチュアルな事に傾倒している知り合いにその話をしたところ、「ハルさんの夢にその娘が出てきている時にはその娘の夢にもハルさんが出ているんですよ」と言われた。なんか良く分かんないけれど、好きな娘だったのでちょっと嬉しかった。
でも、これは単なる偶然の出来事で、僕の夢の中で真美ちゃんが下痢になったのは「あなたは下痢を我慢しながらおしっこだけをできますか?」という過去の体験で真美ちゃんに対してお腹の弱い娘というイメージをどこかで持っていたからだと思う。
それにしても偶然とはいえちょっと不思議な体験でした。
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