いつもは世の中の流れなんてお構いなしに独自路線でうんこの話だけを
している僕ですけれど、今日は時流に乗って世間を賑わしているあの件
の話をしたいと思います。
そう、恋愛禁止を破って坊主頭になっちゃったあの娘の件です。
アイドルには疎い方なのでこの娘が普段どれだけの人気があってどのよ
うな活動をしてきたのかまでは詳しくありませんが、今回の一件は一般の
ニュースでも取り上げられたくらい世間を賑わしたので何があったのかと
いう事はある程度把握することができました。
ルールを破った事が坊主にする事に相当するのかという議論は他に譲ると
して今回僕が気になったのは「ルール」と「破った」との関係についてです。
「アイドル」という職種の性格上イメージを悪くする因子は常に排除していか
なければ商売として成り立たないというのは至極当然な事であると思いま
す。所謂「男の影」はその最たるものとなるでしょう。
なので恋愛禁止という「ルール」が管理する側からこのグループに課せられ
たとしても僕はそれ自体になんの問題も違和感も感じることはありません。
じゃあ「破った」というのはどういう事を言うんだろう?僕はその捉え方にどう
しても違和感を感じてしまうんです。
1970年代からいま現在に至るまであらゆるタイプのアイドルが活躍をして
きましたが、その中のいったい何割の人達が実際に異性との関わりを絶っ
てまでアイドルを続けていたんでしょう?引退や結婚、またはアイドルから
路線を変えてタレント活動をしていく中での後日談として「じつはあの当時
から・・・」なんて話は昔から腐る程あったではないですか。マスコミも世論
もそれを容認してきた歴史がありますよね。
アイドルとしての活動中に発覚さえしなければですが・・・
みんな心の奥では理解してると思うんです。
自分の好きな娘だっていつか誰かを好きになるかもって・・・
それは本能なんだし・・・あの娘だって人間なんだもの・・・って
これって何かに似てなくないですか?
あの娘だってトイレに行くよ・・・
生理現象なんだし・・・人間なんだもの・・・
アイドルだってうんこやおならをするんです。
でも当然人前ではしないわけです。バレないように悟られないようにしてる
んですよね。
排泄と性を一緒にするなという批判が出ることを承知で書いています。ただ、
イメージを悪くする因子という意味では似てる部分が多分にあるように思え
るんです。している・若しくはしているかもしれないけれどあえてそれは表に
は出さずにファンの人にわからないようにしてあげなければならない。そんな
共通項があると思うんです。
何が言いたいかといいますと、恋愛を「した」のが悪かったんではなく恋愛を
したのが「バレた」のが問題だったという事なんですよね。うまくファンを騙しき
ってさえくれれば何の問題もなかった話なのではなかろうかと思うのです。
いや、表に出てこなければ問題になりうる事もありませんから今回の一件は
間違いなく「バレた」からこその問題なんですが、ファン側の気持ちとして恋愛
を「した」事の方に注目が行き過ぎてる気がするんです。確かにルールとして
恋愛禁止があったのかもしれませんが問題の本質は「した」「しない」ではなく
「バレた」「バレない」にあるんではないかと僕は思っています。
このグループは成長過程を応援するというスタイルのようですし、その応援に
大金をつぎ込んでる人がいるという話も聞いたことがありますのでつい熱くな
ったり見返りを求めたくなってしまう気持ちもわからなくはないのですが、もし
熱くなりすぎて本気で恋愛禁止を求めてしまうのならそれはうんこ禁止にどこ
かで通じてしまう一方的な願望の押しつけになってしまってはいないでしょう
か?
「うんこもおならもセックスもしてるのは分かってるから僕たちには見せ
ないでね♪」
これじゃあダメなのかなぁ(´・_・`)
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