もっと気軽にうんこの話ができる世の中になればいいなといつも思っています。
スカトロというと世間一般的には未だに触れてはいけない話題というような認識だと思うんですけれど、これってなんとかならないですかね。
セックスの話題ってなんだかんだ言っても意外とみんなするじゃないですか。直接的ではなく間接的にでもみんな話す。
でも、セックスって全員が日常でしている訳じゃないですよね?そりゃそんな恵まれた人もいるでしょうけれどしない人だっている訳です。
する人としない人がいる行為の話題なんです。
しかし、うんこをしない人はこの世にいません。
残念ながらあの女優さんもアイドルもしています。
うんこは日常ですから。絶対に逃れられない生理現象ですから。
なのに触れてはいけない話題っていう雰囲気に包まれているんですよね。少し大袈裟に言えば禁忌なんですよ。
性的な事でする人もしない人もいるセックスについてはおおらかに語られて、日常であり必ず全員がしている生理現象であるところのうんこが禁忌っておかしくないですか?
ここまで読んで下さった方はきっと「日常のうんことスカトロは別だろ?」と思われたんじゃないでしょうか。
僕が今回言いたいのはここの話になります。
確かに医療系の話題として「便」が扱われる事はよくあります。そういう意味では日常的に話されてるかもしれません。便秘解消特集なんてのはよく聞きますからね。
でも、セックスの話題ってすべてが家族計画的な話題ではないじゃないですか。子孫を残すための生殖行為の話題は一部ですよね。セックスの話題はそれ以外の楽しみとしての話題の方が多い。
だとしたら、楽しみとしてのうんこの話題が出されても別に良いじゃないですか。セックスの話題は大丈夫という中に生殖行為も楽しみも含まれているのなら、うんこの話題にも医療的な話も楽しみの話も含めて良くないです?
それでもきっとこの意見は世間一般的には認めてもらえないでしょう。多分「ノーマルな性行為と変態行為を一緒にするな!」みたいな意見が出てくるのではないかと思います。
ノーマルな性行為って何ですか?
どこまでがノーマルな性行為なのですか?
少し話が逸れますが、SMって今は「私ドSだから」とか「僕Mっ気があるんです…」みたいに普通に話題に出しますよね。でも、30年近く前は今のスカトロ並みに変態行為としてある意味忌み嫌われてたんですよ。今じゃ信じられないと思いますけど。
それがある時期から世間に認知され始めた。
僕はそれを「ソフトSM」の流行で裾野が広がったからだと思っています。
タレントの有吉弘行氏がドン底から復活を遂げたあとに「売れるという事はバカに見つかるという事」と言っているのを聞いた事があります。
これだと僕は思いました。
有吉氏の発言の本当の意味は本人でなければ分からない事ですが、僕なりに解釈すると「バカ」とは本質を理解できていない人や理解しようとしない人という意味なんじゃないかなと思うのです。
「なんか面白そう」「流行ってるのなら」と深く考えないで乗っかってくる層の人たちの事を言っているんじゃないかと。
いわゆるライト層の事ですね。
特に深く考えないで興味本位で寄ってきて、でもその事象の中心にいるかのような言動でその事象の事を語る。
こういう書き方をするとライト層を批判しているように思われるかもしれませんが決してそんな事はありません。
こういう楽しみ方はアリだと思います。もしかしたらその時その時を一番楽しんでいる人達かもしれません。
どんどんライト層が増えるとその事象は世間に認知されていきますから裾野が広がります。言葉は悪いですが「バカ」に見つかる事は決して悪い事とは言えないんですよね。
SMは30年前にバカに見つかりました。そしてバカ達によって本質とはかけ離れたものへと変化していきながら裾野を広げていった。
変化したものは「ソフトSM」という元々のSMマニアからしたら腹立たしいくらいに内容の違うものになっていました。「私ドSだから」とか「僕Mっ気があるんです…」なんて気軽に言っている人達がSとはなんぞやとかMとはなんぞやという事を理解しているとは到底思えません。
しかし、確実に裾野は広がった。
スカトロもバカに見つかって欲しいんです。
別に食糞や塗糞が一般化して欲しいだなんてさすがの僕も思いません。でも、スカトロってうんこの会話を楽しむっていう行為も立派なスカトロなんですよ。
どこからが変態なのかという境界線を少しだけスカトロ側に寄せられた良いなと思うんです。
うんこを愛でる気持ち。
そんな「ライトスカトロ」を提唱していきたいです。
これは大便を実際に見るところまでいかなくても良いんです。異性とうんこの会話でちょっとだけ恥かしい思いをしてみたり、でもちょっとそれがエッチだなって思える世界ができたらとても嬉しいなと思います。
長くなりましたので「ライトスカトロ」の定義はまた次回に書きたいと思います。
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