最初に逃げておきますw
「けっして女性批判ではありませんm(_ _)m」
女性向けのTVや雑誌で便秘の特集が組まれることってかなり頻繁に見かけますよね。
それほど便秘は女性にとって身近な話題なのだということなんでしょう。皆さんも一度は
こういった特集を見たことがあるんじゃないでしょうか。最近は便秘だけではなく腸内環
境がどうだとかデトックスがどうだとか色々な切り口でこの手の話題を取り上げています。
という事はこれらの話題に視聴率や販売部数を伸ばす効果が期待できるという事なんで
しょうね。商売でやってる以上取り上げるのにはそれだけの理由が必ず背後にあります
から。女性にとって常に意識の中にある話題だからこそ興味を持って受け入れられる訳
です。
繰り返しメディアで取り上げられる話題・・・でもこれってうんこやおならの話ですからね。
それなのに「排便」「排ガス」なんて思いっきり医療に寄せ過ぎた取り上げ方だったり逆
に「うんちくん」みたいな逃げの姿勢が見え見えの演出で取り上げられる事があまりにも
多くないですか?
うんこやおならは日常ではないんですか?
貴女にとってうんこやおならは医療の話題として取り上げなければならなかったりふざけ
ておちゃらけた話題として取り上げなければならない話題なんですか?
女性向けである以上それがどんなに女性にとって重要なメッセージであっても受け入れ
られなければ全く意味がないというのはよくわかります。一般的に女性の方が男性より
羞恥心が強いという意見にも反論するつもりはありません。受け入れられない理由が女
性特有の羞恥心だったのならそれは愛おしく思える傾向でしょう。
でも実際は必ずしもそうではないんじゃないでしょうか。
硬い表現やふざけた表現に逃げる事によって自分から発する汚なかったり恥ずかしかっ
たりするものを他人事のように語る技術を使ってる。確かに羞恥心が根底にあるという事
は間違いないでしょう。
でもその羞恥から現実逃避していますよね。
自分を綺麗な世界にだけ置いておきたいという心理・・・とでもいうんでしょうか、そこに男
性ではあまり感じる事のない女性特有のモノを感じてしまうんです。ただ、女性向けとは
いっても作り手が全て女性な訳ではありませんのでこういった傾向に歯止めをかけない男
性製作者や編集者の責任も当然大きいんですけれど。
スポンサーあってのメディアですから特にTVなのでは表現にかなりの規制がかかったり
するというのは聞いたことがあります。雑誌もスポンサーの影響は必ずありますから女性
をターゲットにしたスポンサーを刺激したくないという製作者や編集者の気持ちもよくわか
ります。
でも現状が酷すぎる・・・
最初はちょっとした気遣い程度で女性でも受け入れ易いようにしただけだったのにいつの
間にかそれが当然の事のようになっていき徐々にエスカレートしていって歯止めが利かな
くなってしまった。そんな印象を持っています。
もっと日常の事としてうんこがメディアで扱われたりする事は出来ないんでしょうかね・・・
続く