僕が若い頃から一番恐れていたのは自分のうんこ好きが誰かにバレる事でした。
こんな趣味がバレたら迫害されるに違いない。街から追い出されるんだ。自分だけじゃなく家族も親戚もみんな不幸になるんだ。と、本気で思っていました。
子供の頃はみんなうんこが大好きで一緒に「うんこ~♪」とはしゃいでくれたのに次々と性に目覚めていくともう誰も僕と一緒にうんこで盛り上がってはくれない。
僕は性に目覚めてからもうんこが大好きだったので段々それが他人にバレる事を恐れるようになっていったんです。
高校生の頃は下宿暮らしをしていました。
近所にエロ本を一冊50円で売る古本屋があって、僕は毎日そこへ通ってはオナニーのネタになりそうなスカトロビデオのレビューが書かれた本やスカトロっぽい事が書かれた本を買い集めていました。
とはいっても、これらは決してスカトロ専門誌ではありませんので中身の九分九厘がノーマルな裸やネタだったんですよね。
だから、それらの雑誌を借りにいろんなヤツが僕の部屋を出入りしてましたが、彼らにとっての僕は「エロ本を大量に所有してる人」「なんか分かんないけど言えばエロ本貸してくれる人」だった訳です。
まだスカトロはバレていません。
それでも転機は意外と早く来まして、ある日僕は良い事(碌でもない事)を思い付きます。
大量の雑誌の中から無修正エロビデオ通販の広告を見つけまして、「あれ?年齢のチェックが無いみたいだし俺でも買えるんじゃね?」受け取りは下宿のおばちゃんがしてくれるし過去の例からもおばちゃんは勝手に中を開ける人ではないし。
色々からくりがあって結局僕はほぼ無料でビデオを3本手に入れる事ができました。
その3本がCUBE(スカトロビデオ専門メーカー)の裏流出ビデオだったんです。
あんまり仲良くないヤツも共同購入に参加してましたので、下宿に届いたビデオを渡してしまえば誰も僕の買ったビデオに興味なんてなかったはずだったんですが、唯一普段から付き合いがあるヤツだけ僕の買ったビデオに興味を持って見せろと迫って来ました。
そいつは結構ガチのSM本を買ったりアニメのロリコンものを見たりしていたヤツなので僕は変態だと思っていました。なので別にスカトロビデオを見せても大丈夫だろうと何も考えずにビデオを見せました。女の人が野糞をしているシーンでした。
「あっ、もう止めていいよ」
そう言うとそいつはサッサと帰ってしまいました。
それから一週間くらい経った頃だったかな。全く知らないヤツから「お前スカトロなんだって?」って言われたの。一応「は?知らねーよ」と返しましたがそいつはニヤニヤしながらどこかへ行ってしまいました。
見せたヤツが誰かに喋ったみたいです。
でも、直接僕に言ってきたのはそいつだけで普段から付き合いのあるヤツらは何も言って来ませんでした。本当に知らなかったのか優しかったのかは未だに分かりません。
これは自分から発信しちゃったからの「バレ」です。
基本的に自らカミングアウトしたり情報を誰かに与えたりしない限り「スカトロ」が誰かにバレる事はありません。いまは写真や動画もデジタルデータで管理しますから、昔のようにエロ本を隠してたのが家族にバレたとかエロDVDが見つかっちゃったなんて事はありませんからね。
以前よりバレにくくなっています。
あと、もし何かのキッカケでバレちゃったとき。
これは強い心で「知らぬ存ぜぬ」を決め込みましょう。
あなたが認めない限りそれは疑いのままなのです。
言ってきた相手も段々自信がなくなってきて、詰まらなくなりその事を言ってくるのを止めるでしょう。
もう一度言います。
もしもの時は「知らぬ存ぜぬ」です( ・`ω・´)
これで僕はなんとかやってきました。
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